育毛剤の種類とは
男性ホルモンを抑制する育毛剤
男性ホルモンの分泌量の増加が薄毛の原因の1つです。その中でもジヒドロテストステロンという物質が脱毛を引き起こす要因となっており、薄毛に悩む20代の若い男性のほとんどがこのジヒドロテストステロンが原因で男性型脱毛症になりやすいと言われています。
ジヒドロテストステロンに働きかけることで脱毛を抑制し、薄毛の進行を止める成分が入っている育毛剤があり、特に20代の男性は積極的に使うことをお勧めします。
頭皮の血行を促進する
育毛剤血行促進を促すことで毛根や毛母細胞が活性化され、抜け毛予防になります。また、毛母細胞が健康になると強い髪が生えてくることにも期待できます。血液によって髪の栄養が運ばれてくるため、マッサージ効果のある育毛剤を選ぶことで血行が良くなり、発毛に期待が出来ます。
皮脂分泌を抑制する
育毛剤皮脂が過剰分泌すると酸化し、過酸化物質となり脱毛の進行が早くなる傾向があります。そのため、余分な皮脂を取り除き、毛穴の詰まりやべたつきを予防し、脱毛の予防を行います。
頭皮を殺菌してくれる育毛剤
フケが多い場合は、頭皮の状態が良くないことが考えられます。そのままにしておくとさらに細菌が発生し、悪化することで、脱毛の進行を早めてしまう可能性があります。殺菌成分が配合されている育毛剤を付けることで、頭皮を清潔に保ち、脱毛の予防に繋がります。
保湿力がある育毛剤
頭皮が乾燥していると脱毛が進む原因となるため、常に保湿することが大切です。潤いを与えることで頭皮を健康に保ち、外部からの刺激を予防する効果があります。
育毛剤の形状
大きく見るとスプレータイプとノズルタイプの2つに分かれます。一本を長く使いたい場合は、スプレータイプがお勧めです。霧状なので、少ない量で頭全体に付けることができ、経済的にもお得な形状になっています。一方ノズルタイプは液だれしにくく、髪の毛に付きにくいというメリットがあります。頭皮に直接付けられるため、細かい部分もしっかり塗ることが出来ます。
育毛剤を付けるメリットとデメリットとは
育毛剤を付けるメリット
薄毛には頭皮の環境を健康に保つことが大切です。頭皮が衰えていると、様々な治療をしても効果が現われにくくなってしまいます。育毛剤を付けることで、頭皮の状態を清潔に保ち、発毛の効果に期待が出来ます。
マッサージをして血行促進を促すことが抜け毛予防になりますが、育毛剤を付けた後に行うと頭皮が柔らかくなり、マッサージがしやすく、効果が一気に高まります。特に20代の若い世代は、頭皮の血流を良くするだけでも発毛の効果に大きく期待ができるため、毎日定期的にお手入れをすることをお勧めします。
また、育毛剤は頭皮を清潔に保つ作用があるので、普段のシャンプーでは落としきれなかった皮脂や毛穴の汚れを取り除き、頭皮環境を整えてくれます。このように育毛剤をつけることで様々な作用が重なって、薄毛や脱毛の予防になり、発毛に繋がっていきます。
育毛剤を付けるデメリット
頭皮に良い影響を与えてくれる育毛剤ですが、効果を感じにくいというデメリットがあります。毛にはサイクルがあり、毛が抜けた後は毛穴が休止期に入り、毛が生えてこない時期が2~4カ月続きます。
そのため、効果を実感しにくく、改善されないストレスが原因で脱毛を進行させてしまったり、途中で使うことを辞めてしまったりする方も少なくはありません。発毛を促すためには育毛剤を根気よく使い続けていくことが大切です。
また、医薬部外品の育毛剤は副作用がほとんどないといわれていますが、稀に肌に合わない育毛剤を選ぶと抜け毛や湿疹、かぶれ等の副作用が発症するケースがあります。育毛剤を試す際は、少ない量から使い始め、自分に合っているかしっかり見極めることで、副作用を予防できます。
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